レポ・積み木ワークショップ@さくら花見堂

暖かくなって桜満開!と思ったら寒空が再び。せっかく咲いた桜もすこし縮こまってみえます。

さて先週土曜日は花見堂複合施設「さくら花見堂」で親子ワークショップを開催しました。

積み木や備品を車で運搬して開催するのは今回はじめてです。

会場の「さくら花見堂」は昨年12月にオープンしたばかりなので、荷物の搬入出もしやすく広々としていて清潔です。

校庭や体育館、児童館、音楽室や工作室もあってワークショップの前後も子どもちたがのびのびと過ごせるところが気に入っています。

ただ廃校となった花見堂小学校跡地に建設されたくらいなので、どうも子育て世代が少ないエリアみたい....にぎやかな声が聞こえる活気ある施設になるといいなと思います。

積み木のワークショップも定期的に開催できますように…!


さてワークショップには二組のご家族が参加してくださいました。お山づくりは予定していたよりも大きなものをつくることができ、山の周りには自由に建物をつくったり、写真を見てお家づくりに挑戦したお子さんもいました。


童具館の積み木は触ってみると「なにか違うぞ?」「なんだかいいよね?!」と感じる方がほとんどです。

子どもたちにも「普段使っている積み木とは違う」ということがわかります。

本当に不思議なのですが....。

この積み木は『本物』ということです。

基尺、重さ、秩序ある形....全てがとことん考え抜かれてつくられているので、つくる人の自主性、集中力、創造性が自然と引き出されるのです。

このことは私が子育てサロンでワークショップを続けていくうちに心から実感したことです。平日来られない方がいるなら...サロンにきにくい方がいるなら...積み木遊びをご存じない方がいるなら...こちらからお届けしてみよう!この体験をもっともっとたくさんの子どもたち届けたい!と思ったのが外でのワークショップをはじめた理由の一つです。


そして子どもたちが毎回生き生きとした表情をみせてくれるので、終了後は私自身も超ハッピーな気持ちに(もちろん毎回反省もあるのですが)…。本当に不思議な積み木です。

さて事前のアンケートで「積み木遊びはするけれどもう少し発展するといいな」ということが読み取れましたので「童具共育」(童具館で発行している季刊紙)の作例を見て、積み木遊びで広がる世界をお伝えしました(したつもり)。


作例を見ると逆にしばられるのでは?と思っていたこともあるのですが、真似して同じものをつくるうちにインスピレーションが刺激されて、次第に手が自由に動き出すこともあります。ご家庭では積み木遊びの助けになるかと思います。

でも写真どおりでなくてもいいのです。

すごいの作らないと!と気負わずにまずは親子でわいわいのと積んで壊して、積んで壊してと、楽しんでほしいなと思います。


ぷれいらぼつみき

遊んでつながる童具のひろば 東京世田谷区を中心に童具と積み木で遊ぶワークショップをしています。