レポ・子どもの集中力はすごい@さくら花見堂

日曜日のさくら花見堂でのワークショップ。

世田谷区子ども基金助成事業として1回目の活動です。

雨が降って桜も散って朝から出かけるのはたいへんだろうなぁと思っていましたが、3組のご家族が参加してくださいました。

この窓ガラスのスペース、気に入っています。子どもたちが部屋に入る前に必ずみて「何だろ?」という顔をしているのがいいんです♪

さて今回は「山と町づくり」でした。小さいお子さんもいてお家づくりがむずかしそうな子は階段をつくってボールを転がして遊びました。

事前に何回かやり取りさせていただくと「積み木であそばない」「壊してしまう」と書かれる方も多いのですね。今回ご参加の3歳さんのご家族もそんなお悩みを感じたのですが、

とっても集中してつくっていました!山づくり、道、大好きなサッカー試合会場、サッカーの後に立ち寄れる広場など生き生きとしています!そんな子どもの様子を見ると本当にうれしい!

こんな時は大人は黙って見守り、必要そうな積み木を置いてあげる、くらいしかやることはありません。「こうしたら?」とか「なんでこれつくったの?」とか野暮のことは言えませんね。子どもは環境さえあればすごい集中力を発揮する、ということがわかります。

その子が少し手をとめて何か考えていたので、ケルンボールを持ってきて「ボールつかう?」と声をかけると「ううん、いらない」といって黙々とまた積み木でつくりはじめました。

その時「ボールはやらなかった」と思うか「積木でつくることに集中していた」ととるか、大人の見方も大事ですよね。そして積木遊びをしながらいまその子に必要なことってなに?を感じる機会です。

保護者アンケートには「3歳の子が集中して創造的に遊んでいたのが嬉しかった」と書いてありました。わたしはこの【嬉しかった】が本当にうれしかった!

子育ては不安や悩みの連続です。保護者に方にも嬉しい、楽しいを少しでも感じていただける機会になったらわたしもうれしいのです。

ぷれいらぼつみき

遊んでつながる童具のひろば 東京世田谷区を中心に童具と積み木で遊ぶワークショップをしています。