レポ・Blue&Yellow

6月の世田谷区子ども基金助成事業としてのワークショップです。

小学生の女の子がつぶやきながら並べた青と黄色のビーズ。

ウクライナカラ―。

世界中の誰もが戦争と平和について何かしら考えているこの数ヶ月。

子どもたちもそれは同じ。はっきりと言わなくても平和を願う彼女の気持ちが伝わってきます。人を傷つけるのはいけないと分かっているのに、どうして人は過去の歴史から学ばないのでしょうね。
さて5月は体調不良のためワークショップの予定を幾つか変更させていただきました。昨年末から忙しくしていて無理がたたったのか、どこにくると思ったら声帯....。この日もお聞き苦しい声でしたが、参加者さまの楽しそうな様子に私の方が元気づけられました。

そして代替えの予定に合わずキャンセルとなってしまった方には心苦しい気持ちでおります。今後も予定を更新していきますので、またの機会にお会いできることを楽しみにしております。

この日は小学生と年中さんのご家族が参加してくれました。

お母さんが事前のアンケートに書いてくださったのは「普段仕事で子どもと遊んでいるけれど、我が子とはゆっくり遊べていない気がする」と。

仕事と子どもとの時間については私も悩んでいましたので「積み木の時間が親子の大切なひと時になりますように!」と思い用意したのですが、想像していた以上に1時間半のびのびと親子で楽しく遊んでくさいました。

お子さんたちもお母さんも創作中「楽しいね、ここすごく楽しいね」「こんどお父さんも一緒につれてこよう、楽しいもん」と口々に言ってくださり、私もすごく嬉しくなってしまいました。

真ん中に大きな山をつくり、山を挟んで一方にはお母さんとお姉ちゃんが円形のタワーを、もう一方には姉妹でボールの転がる階段をつくりました。

そして最後は「つなげよう、つなげよう!」と言ってタワーから階段までをつなげて一つの世界が完成しました。

つながるかたち、つながるこころ、つながるいのち

です。

積み木遊びの良さをご存知のお母さんとは積み木遊びのすばらしさを語り合えて私にとっても有意義な時間でした。声がまだ万全でなくて伝えきれなかったことが無念......。

年も年だし「食べてしっかり寝る」を心がけます。今月はワークショップを無事にお届けできますように。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

ぷれいらぼつみき

遊んでつながる童具のひろば 東京世田谷区を中心に童具と積み木で遊ぶワークショップをしています。