レポ・ロボット

2月の単発のワークショップは「ロボット」をつくりました。
積み木の紹介はみんな真剣な表情で聞いてくれて、立方体が一直線に高く積めると拍手して応援してくれました。


ロボットづくりでは「自分の足の高さまで積んでみよう!」と言って、お父さんお母さんと自分の身体を確認しながら積んでいきました。最初は難しそうにしていたお子さんもだんだん自由な発想で積んでいきます。


WAKU-BLOCKで遊び慣れているお子さんはスケール感が感覚的にわかっているので、着手するまでに時間がかからないようですね。WAKU-BLOCKの良さは大きなスケールで組み立てられることだと感じます。

積み木ってやっぱり経験値の部分が大きくて、手と身体を動かして体感していくことは本当に大事だなと思います。


積み木とブロックの違いをよく聞かれますが、大きな違いは「バランス」です。
ブロックは結合しますから揺れたりしません。机の上で手先を使うからブロック遊びも良いものですが、積み木の揺れを感じ取ることでおのずと集中力が高まります。

童具を考案した和久洋三先生はよくバランスの大切さを語っています。

前後、左右、上下のバランスを感じ取ること、重力を感じてしっかり立つということ、バランスが崩れると壊れてしまうこと。昔の遊びにはバランスを感じ取るものが多かったように思います。コマ回し、お手玉、けんけんぱ、わらべ歌など。YouTubeやゲームも否定しませんが、目だけを使う機会だけが増えるのは心配です。幼児期は特に意識して、バランスを感じ取る遊びをとってほしいなと思います。

ぷれいらぼつみき

遊んでつながる童具のひろば 東京世田谷区を中心に童具と積み木で遊ぶワークショップをしています。