レポ・圧巻のジャングルタワー
3月のワークショップは「ジャングルタワー」をつくりました。
ジャングルタワーは高さ合わせをしながら色々な積み木をどんどん積んだり並べたりしていく遊びです。今回は2歳さんから年中のお子さん6組のご家族が参加してくれましたが、それぞれ個性があり最後はお互いの積み木が絡み合い圧巻の積み木ジャングルが完成しました。
初参加のお母さんがおっしゃった言葉が印象的でした。
カオスのようで、秩序を感じる。
なんだかキレイで、とても不思議です。
絡み合う積み木を見てどんどん迫力を増す様子から感じ取ったすごく率直な言葉だったなと思います。実は私もはじめてたくさんの積み木で遊んだときに同じような感覚を覚えました。
童具館の積み木には数量的法則と幾何学的法則に基づいた秩序があります。
だから好き勝手に積んでもどこかで必ずつながり、ある時点から有機的な存在感をはなち、生命力を感じることがあります。ガウディの建築物みたい、ジブリ映画にでてくる建物や乗り物のようなそんな世界観を感じることも多いです。
さて今回ジャングルタワーにしたのは、◯◯をつくろう!としたときに、大人も子どもも「〇〇をつくらなくては」とか作ってみたけど「◯◯に見えない」と感じて苦しくなってしまうことがあると感じたからです。まずは大人も子どもも手を動かしてみること、そうしているうちに発見できることが必ずあるからです。
今回はそれぞれの積み方、並べ方に集中して成長や個性によってすごく違った、そして最後はみんながつながり一つのすばらしい世界が完成しました。
0コメント