生命体、球体の童具ボールとビーズで遊ぶ
久しぶりにママボールとビーズだけで遊びました。
広い会場をお借りできたら、やりたいと思っていたので、今回実現できて本当によかった。実は、ボールとビーズだけだと物足りないかなと積み木も用意したのですが、球体童具の威力はすごい。ボールだけでこんなに遊べるんだと再認識した日でした。
積み木遊びをする前に身体を動かせることも大切なんです。
積み木は手に持って積んで、しゃがんでバランスを感じて…と以外にも体を使います。
そして創造共育では、童具遊びのスタートは、球体からとしています。
球体は中心点から全て一定の距離で構成されていて、どこから見ても同じ形、子どもたちが全体をとらえるのに最適な形だからです。
私たちが住んでいる地球は球体、地球を取り巻く惑星も球体、人間の卵細胞も球体、種子や卵も球体。おおよそ生命の源が球体であると言う話を和久先生から聞いたときは、とても不思議な気持ちがしました。そして、フレーベルが子とに最初に手渡す形を球体としたことは、なんとも神秘的で不思議な気がします。
ボール遊びで子どもたちは
〈存在〉存在しているものに対して
〈所有〉持つこと→働きかけて
〈生成〉新しい事態を生み出す
ということを繰り返し行っています。
こう捉えると、たくさんのボールを集める子、転がす子、頭からかぶる子、同じ色だけ集めるか、何かに入れて隠してしまう子などなど、子どもによって様々なことをするのですが、それら全てが存在→所有→生成の行為であると思えば、どれが正しくてどれが間違いと言う事はないのです。
それぞれがの自分なりの関わり方をして嬉々として自ら遊びを見つけ出していけるところが、ボール遊び、童具遊びのすごいところだと感じた日でした。
0コメント