レポ・パパと積み木で遊ぼう@児童館

6月はありがたいことにワークショップのご依頼が2件。

その一つである代田南児童館様企画の「パパと積み木で遊ぼう」が終了しました。

素敵なチラシを書いてくださったこともですが、当日も職員さんの気づかいが素晴らしくて素敵な児童館でした。ありがとうございました。


あたしいお話をいただく度に、どんな導入にするか、どんな展開にするか、当日まで頭の中がぐるぐる、ぐるぐる。今回は最初にドミノをやってみたけれど、入場するなりどんどん積み木遊びをするお子さんもいて、仕切り直しでドミノに入るのはもったいなかったかな...。


そんな諸々の反省や振り返りを毎回していますが、パパがはりきってお子さんを肩車したり、パパと息子で真剣に積み方について試行錯誤したり...それを見ているママが嬉しそうだったり...。お父さんの積み木遊び、背高のっぽの積み木がにょきにょき生えて、いつもとはまた違う遊びの景色を見ることができました。


積み木の形に慣れるともっともっと自由な表現ができるので1回の体験ではもったいないのですが、親子をつなぐツールとしての積み木、その面白さ、何よりパパならではの楽しさを子どもたち、お母さん方が感じていてくれたら嬉しいです。


近年はパパが育児に関わることが格段に増えましたよね。保育園の送迎がパパというのはもはや珍しくありませんし、子どもたちが「パパの料理」について話してくれることも多くなりました。お父さんが大好き!という子も肌感覚ですが増えているように思います。

私の子育て時代とはかなり進歩したように見えますが、ご家庭のことは一つの場面を切り取って安易に決めつけてはいけないと思っています。笑っていても深く悩んでいらっしゃる方もいると思うから。


今回のパパ積み木を見て改めて感じたこと。

お父さん、お母さんはそれぞれに得意不得意があるはず。いや、それぞれに良い所があるはずだから、互いにリスペクトしあうことは大切ですね。同じことを違う切り口で見ていたり、自分ができないことが相手はできたり。子どもが小さいと日々のことに懸命になりすぎて、できてないことに目が行きがちですが(私がそうでしたよ)、お互いの良い所に感謝できたらいいですよね。よく子育て時代に言われたけど難しかった。でもやっぱりお互いできることとできないことがあるし、やっぱり人間はみんな違うんだから、って積み木遊びを見ていて感じたのでありました。

ぷれいらぼつみき

遊んでつながる童具のひろば 東京世田谷区を中心に童具と積み木で遊ぶワークショップをしています。