レポ・保幼・小接続支援ワークショップ

6月24日(土)は世田谷区教育委員会様からご依頼いただいた「保幼・小接続支援ワークショップ」の企画として積み木遊びを担当しました。


仕事と家庭の両立が難しくなることを意味する「小1の壁」という言葉もありますが、働いているいないに関わらず、進級・進学に伴う新しい環境というのは期待と不安が交錯する時ですよね。わたし個人の経験からしても、学校での大人数での活動、学業、放課後の過ごし方、毎日の宿題の確認、PTAや地域活動への参加など...驚くほどやることや慣れなくてはいけないこと、考えることが増えて戸惑いも大きかった時期でした。


今回いただいた企画は、保護者の方が悩みや課題を解消するためのワークショップを受講している間、お子さんたちは別部屋で積み木遊びをして過ごすというものでした。

「主体性や創造性、協調性を育むきっかけづくりをする」という主旨のもと、積み木に慣れていないお子さんも自然に楽しめて、自由に遊べるように計画を立ててみました。

初対面同士の子どもたち15名での積み木、どうなるかなと不安もありましたが、区の職員の方々、アドバイザー仲間にも協力してもらい、みんなで活動する秘密基地づくり、穴あけ、自由遊びを楽しむことができだと思います。


自分のつたない進行に汗、汗、汗でしたが、このような取り組みに参画させて頂けたことに、とてもとても感謝しています。積み木遊びを通して社会に貢献することが活動の目的の一つですし、ワークショップに来てくれるお子さんたちは保護者の方が興味があるので連れて来てくれて参加できるわけですが、そうでないお子さんたちにも遊んでもらえる機会がもっともっと増えるといいなと思っています。自分でできることには限りがあるので公的機関に導入されて子どもたちが当たり前のように積み木で遊べる環境が広がることを夢見ています。


2時間と長かったので途中ですこし疲れてしまったお子さんもいました。あとで職員の方に伺ったところ「お母さんに会いたくなった」のだそうです。小1で元気いっぱいの子どもたちだけど、やっぱり心の安全基地は「お母さん、お父さん」なんですね。

ぷれいらぼつみき

遊んでつながる童具のひろば 東京世田谷区を中心に童具と積み木で遊ぶワークショップをしています。